Music from River Runs
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川の流れが奏でる旋律   身を寄せてみませんか   暖かくやさしいメロディーです
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Eric Clapton
ライブハウスでバンド活動をしていた頃、ある対バンのギタリストに言われた
「nakadiのギターってロックが好きなクラプトンって感じだよね」
あんなふうに出来たら自分でケーブル片付けたりしてねーよ!って
冗談でも嬉しかった。

一番コピーしていたのはクラプトンのソロだった。
ちょっとアドリブを弾いたりすると、あのリズムの裏表を縫うようなフレーズを弾いてしまう。
そりゃストラトだったし、レースセンサーでミッドブーストを搭載したモデルも使ったし、
マーシャル使っててソルダーノに変えたし
なんだかんだ言ってても一番影響をうけた。



高校生の頃バイト先で知り合ったギターを弾くお兄さんが大のクラプトンファンで
いろいろな音源を聴かせてくれた。
最初はデレク&ザ・ドミノスの『イン・コンサート』。当時クリームなんかは聴いていたけど
『レイラ』じゃなくてマニアックなそんな音源は新鮮だった。
オープニングの「恋は悲しきもの」のギターソロは今聴いてもすばらしい。
デラニー、ボニー&フレンズもその頃知った。有名な話だけど、クラプトンがアメリカに渡り、
彼らとの交友を深める事によって今のクラプトンがあるんだと。

ライブハウスってのを経験したのもその人が連れて行ってくれたのが最初だった。
酔っ払いが多いしギンギンな女の子がいて危険な場所だ(笑)って思ったけど
プロ、アマ関係なく、生の演奏が身近に聴けることに感動した。
自分もいつかあの場所でギターを弾いてみたい!
ステージの真ん中でギターを弾くそのお兄さんを見ながらそう思って一生懸命練習した。
一番影響を受けたのはクラプトンではなくてそのお兄さんだったのかもしれない。

クラプトンは自分の求める世界を模索しながらいつもギターを弾いていたと思う.
複雑な家庭環境に生まれて母親の愛情にふれることなく育ち、プロとしてデビューして
その才能により若くして『神』と呼ばれて周りからはちやほやされて、その重圧に耐え切れなくなって、、
アメリカに渡って、求めるサウンドに触れて、親友の奥さんと恋に落ちて
仲間達が次々に死んでいって、ドラッグ、アルコールに浸かってボロボロになって
仲間達の手助けによって復活して、、、

そんなクラプトンの歴史なんかも音源と同様、その人から聞かされていた。
「これ聴いてみろよ」なんて薦められる音楽は、よほどジャストに自分に合わないと聴き続けられるものではなかったりする。いままでの経験からそう思うんだけど、
クラプトンのギターは自分にはジャストだった。
アドリブを弾いてもどこかメロディックだし、唄っているかのようなチョーキングが心地よい。
初期の頃はなんだか申し訳なさそうに唄ってたけど、アルマーニのスーツを着るようになってからの(笑)ヴォーカルは素晴しいし誰もが知っている名曲もホントに名曲ですばらしい。

クラプトンの交友関係や生い立ちを遡る事がその後の自分の音楽世界を広げるきっかけになっていた。
一人のミュージシャン、1つのジャンルだけに偏るのではなくて
ある気に入ったミュージシャンを遡って聴いて、そこから世界を広げてゆく。
素晴らしいミュージシャンなら交友関係も広いはずだから
必ず自分の世界を広げてくれるはず。
そのお兄さんが教えてくれた事はそういうことだった。
「感じるままに、自分の好きなようにやればいいんだよ」ってギターはぜんぜん教えてくれなかったけど
一番大切なことを一番いい時期に教わったと思う。

いまでもクラプトンを聴くと、どんな曲でもそのお兄さんのことを思い出す。
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by k-nakadi | 2009-07-17 20:12 | Music